NANAMIです。
プロテインバーって最近流行っていますよね!
今日は管理栄養士の視点から、プロテインバーについて、解説していきます。
ぜひ読んで、ダイエットやボディメイクに役立てて下さいね!
目次
プロテインバーとは?
たんぱく質はなぜ毎食必要か?
筋肉が減るとどうなる?たんぱく質との関係は?
たんぱく質の必要量はどのくらい?
プロテインバーでたんぱく質をとるメリットは何?
プロテインバーとは?
プロテインバーは、その名の通り、プロテインが含まれたバータイプの食品です。
プロテインとは「たんぱく質」のこと。
たんぱく質は筋肉や身体中を作る材料で、毎食必要な栄養素です。
これまではプロテインといえば粉末や液体で、飲むプロテインが従来は主流でしたが、
徐々にチョコレートにたんぱく質を加えて固めた「固形」のプロテインを含む食材が続々と
販売されてきました。今日はこの固形のプロテインバーについてです。
そもそも、たんぱく質はなぜ必要?
この答えは私達の身体は組織が古くなると、新しく作り変えられる
「新陳代謝」を日々しているからです。
例えば、髪の毛や爪、歯は赤ちゃんのときののままではなく、新しく生えて新しくなりますよね。
これも新陳代謝と言えますね!同様に筋肉も目には見えないですが、
日々新陳代謝して、古いものは新しく作り変えられているんです。
そして筋肉を作るための材料として、「たんぱく質」が必要になります。
材料のたんぱく質が不足していると、古い筋肉が修復出来ないため、
筋肉が減っていってしまうんです。
筋肉が減るとどうなるか?
筋肉は代謝が高い臓器なので、減ると痩せにくい身体になります。
人が心臓を動かしたり、呼吸をしたりなど生きるために最低限必要と言われている
エネルギーのことを基礎代謝と呼びますが、
この基礎代謝は成人女性だと1200kcalくらいで、筋肉によるエネルギー消費は、
この基礎代謝の約2割を占めます。計算すると約240kcalですね。
筋肉が落ちると、この筋肉によるカロリー消費は、少なくなります。
だから、トレーナーや管理栄養士はみんなたんぱく質を取りましょう!と言うんですね。
では、たんぱく質の必要量はどのくらい?
たんぱく質の必要量は運動量によって異なります。
運動量が少ない人や、普通の人だと?
運動をしない人で最低体重gのたんぱく質が必要です。
例えば運動をしない60kgの人なら、1日に60gのたんぱく質が必要。
これを3食で割ると、1食20gずつたんぱく質が必要になりますね!
20gを実際に食べようとするとどうなるかというと、肉や魚料理を1人前食べると
約15g~30gのたんぱく質がとれるイメージです。
毎食20gなら、難しい数字ではありませんね。
運動強度が高い人のたんぱく質量は?
しかし、運動強度が高い人だと、体重70kgで体重×1.5g、あるいはそれ以上の
たんぱく質が必要です。計算すると70kg×1.5g=105g必要となります。
たんぱく質は一度に食べて吸収出来るのは上限30gまで
なので毎食30g食べると、105g-90g≒-15gが取り切れず不足になります。
このようにたんぱく質の必要量が多くなると、食事でたんぱく質が摂りきれないため、
食事に加えて間食にもたんぱく質が必要になります!
↓
つまり必要なたんぱく質が90gを越えてくると、
たんぱく質は3食では補いきれなくなってくるわけですね。
でも、仕事をしている人が間食にたんぱく質を取ろう!と思っても、
職場で休み時間以外にお肉や魚などのたんぱく質を食べるって、
普通の人なら難しく、現実的でないですよね(笑)。
ここでプロテインバーのような携帯できるたんぱく質が役立ってくる訳です!
ここまででたんぱく質の必要性がわかったので、次はプロテインバーの話に移ります。
プロテインバーのメリット
①ドラッグストアやコンビニで買えて、簡単にたんぱく質がとれる!
お昼ご飯などを買いに立ち寄る人も多いコンビニで手に入るプロテインバーは
手軽に買えるので、サっと買って仕事に行けますよね!
また肉や魚などの食材からたんぱく質をとろうとすると、箸を用意したり、
夏は保冷剤を用意したりと、持ち運びや食べる準備が大変。
でも、プロテインバーならそのまま丸ごとカバンに入れて持ち運べるので、
ちょっとした仕事の休憩などでもたんぱく質がワンハンドで食べられます!
②液体プロテインよりも味が食べやすい
チョコレート系の味で出来ているものが多く、液体のプロテインよりも
クセがないため、誰でも食べやすいです。
たくさんの味を試してきましたが、私の主観では不味くて食べられないようなものは
ほぼ無かったので、比較的万人受けと言えると思います。
苦手な味だとどうやっても食べ続けられないので、口に合うことは重要な部分です。
③日持ちが長いので長期保存できる
プロテインバーはおよそ1年半〜2年間の賞味期限があるため、
長期保存が出来ることもポイントです。例えば、会社の引き出しにストックして
たんぱく質が足りないと感じたときにサッと食べたり出来ます。
また家なら適した場所に保存してあれば、災害時用の食品としても
活用できます。色々な活用ができるのも魅力ですね!
筆者:WAKE管理栄養士 NANAMI
29歳女性 パーソナルトレーニングジムWAKEでオンラインでの
食事コーチングを、メインに担当。簡単に作れて痩せるレシピ作りや、
健康に関するブログ、SNSでの発信など幅広く食に関わっています。
以上今日はたんぱく質やプロテインバーについて書きました。
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