NANAMIです。
最近受けて驚いた質問があります。
「ブロッコリーはたんぱく質が豊富ですか？」
今日は管理栄養士がこれについて解説していきます。
3分で読めるのでぜひ最後まで見ていってください◎
目次
①まずは毎食必要なたんぱく質量を確認
②必要量に対してのブロッコリーたんぱく質量
③効率を考えるなら、肉や魚でたんぱく質をとる方が良い
④そもそも野菜のたんぱく質量はどれくらいなのか
⑤ブロッコリーは、たんぱく質に限らず栄養価が高い野菜
結論：ブロッコリーは2gほどのたんぱく質がとれる食材！
結論から行くと・・・「野菜の中では多い方」です。
①まずは毎食必要なたんぱく質量を確認してみます。
たんぱく質は身体中の臓器や皮膚、筋肉を作る材料となり、
成人で1食に必要なたんぱく質量は「約20-30g」です。
②必要量に対してのブロッコリーたんぱく質量はどうか？
ブロッコリーを何個食べるか、常識的な数字を考えるとサラダで5つくらいまで
かなと思い、成分表でこれを調べてみました。
すると、ブロッコリーは茹でた5切れに含まれるたんぱく質は「約1.8g」でした。
ブロッコリーは必要量の「6-10%」カバーできるという形です。
もしブロッコリーでたんぱく質20-30gのすべてをカバーしようとしたらどうなるか
というと、1株以上食べないといけないということになります。なかなか現実的では無い数字です。
③効率を考えるなら、肉や魚でたんぱく質をとる方が良い。
ここまでブロッコリーとたんぱく質を見ていきました。
肉や魚だと、生姜焼きやサラダチキンなど肉料理1人前や魚切り身1切れ食べれば、
たんぱく質は1食に必要な約20gを楽にカバーをすることが出来るんです◎
なので、わざわざブロッコリーを1株食べなくても、肉や魚の方が楽に
効率よくたんぱく質が摂れるということですね。
④そもそも野菜のたんぱく質量はどれくらいなのか？
肉や魚の方が楽にたんぱく質が摂れることはわかってもらいましたね。
次に、野菜からたんぱく質が果たしてとれるものなのか？も検証してみます。
各ブロッコリー5切れと同じ重さで成分表から計算しました。
・ブロッコリー茹で：1.8g
・ほうれん草茹で：1.3g
・たまねぎ生：0.5g
・トマト生：0.4g
・だいこん生：0.2g
こうやって見ると確かに、1食で2g近いたんぱく質が摂れるのは、
野菜の中では多い方でした。ついブロッコリーのたんぱく質が多いと思った人が
いるのも納得できます。肉や魚からのたんぱく質が足りない時に、
ブロッコリーを追加して補填するには、丁度良い食材でしたね。
⑤ブロッコリーは、たんぱく質に限らず栄養価が高い野菜
たんぱく質の話からはそれますが、ブロッコリーは栄養的にはとても優れた野菜です。
カリウムや、ビタミンK、βカロテン、葉酸などのビタミンが含まれて、
さらにスルフォラファンというアブラナ科の野菜特有のポリフェノールが
摂れるのです。スルフォラファンは、強いがん予防効果が期待できる成分です。
たんぱく質に関係なく、毎日食べたい野菜だと思います。
結論：ブロッコリーは2gほどのたんぱく質がとれる食材！
さらに栄養価が高く、健康を考えてボディメイクをするなら、
ぜひ摂りたい野菜の一つだとわかりました！
筆者：WAKE管理栄養士 NANAMI
29歳女性 パーソナルトレーニングジムWAKEでオンラインでの
食事コーチングを、メインに担当。簡単に作れて痩せるレシピ作りや、
健康に関するブログ、SNSでの発信など幅広く食に関わっています。
ぜひ栄養の知識を伸ばしながら、パーソナルトレーニングを
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