NANAMIです。皆さん、ご飯は好きですか?ご飯の栄養は主に炭水化物ですが、
実はご飯は温かく食べるよりも冷たくして食べる方がおすすめ。
冷たいご飯は、ダイエットや健康づくりのためにメリットが大きいんです!
この理由について、管理栄養士の私がわかりやすく解説していきます。
ぜひ参考にして、冷ご飯をダイエットや健康づくりに役立ててみてくださいね♪
【ごはんは主に炭水化物】
早速、ご飯の栄養について見ていきます。
ごはんは100gあたり168kcalに37gの炭水化物を含んでいて、カロリーの大部分は
炭水化物からきています。
カロリーがある栄養素は「炭水化物、たんぱく質、脂質」の3つの栄養素です。
そして、ご飯のたんぱく質や脂質は2.5g、0.3gと少ないので炭水化物がメインです。
炭水化物の役割は「エネルギー源」です。
身体や脳を動かすために使われ、余った分は体脂肪に変わります。
このため、炭水化物はとり過ぎに気を付けたい栄養素の一つです。
【ごはんを冷やすと、難消化性デキストリンが増える】
話が少しそれましたが、冷たいご飯が暖かいご飯よりも太りにくい理由に戻ります。
次にご飯を冷やすと、なぜ太りにくさにつながるかを解説していきます。
これは温度によって、ご飯の性食感が変わることから想像してみてください。
例:
炊きたてのご飯→みずみずしく、
冷えたお弁当のごはんやコンビニのおにぎり→パラパラとした食感ですよね!
これは炭水化物の中で成分が変化したことが関わっています。
冷えると炭水化物の中で「難消化性デキストリン」という成分が増えます。
【難消化性デキストリンって何?】
難消化性デキストリンは、でんぷんの中でも「消化されにくい」性質を持ったでんぷんで、
食物繊維の一種に含まれます。
食物繊維は、血糖値の上昇を抑えてくれる役割をしていて、この難消化性デキストリンも
この働きをしてくれます!血糖値はエネルギーとして利用された後に、体脂肪に変わって
蓄えらえられるのですが、食物繊維をとると糖の吸収を緩やかにしてくれます。
結果、摂った炭水化物が体脂肪になりにくい状況になるということです◎
ご飯は、暖かい状態よりも冷たい状態の方が、難消化性デキストリンが多くなります!
また、一度冷えたご飯を温め直しても、デキストリンの量は炊きたてのご飯よりは
多くなりますので、コンビニやスーパーのお弁当は温めてもOKです!
冷たいご飯を使ったおすすめメニューは?
✔コンビニのおにぎり
✔お寿司 ※回転ずしなら、シャリ少な目にするとさらにベター
【冷たいご飯は、噛む回数も増やすことが出来る】
さらに、冷たいご飯は固いため、「噛む回数を増やしやすい」こともメリット。
早食いは過食の元。このため、ゆっくりと食べるためにしっかりと噛む回数を増やすことは大事です。
普段食事時間が、15分以下の人は特に要注意です⚠
冷たいご飯を活用しつつ、ゆっくり食べるように習慣づけていきましょう✨
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?ご飯は炭水化物を多く含み、種類は主にでんぷんです。
ご飯は冷やすことで、難消化性デキストリンを増やすことが出来ますので、
ぜひコンビニのおにぎりや、お弁当など冷ご飯を取り入れることを活用してみてくださいね👍
筆者:WAKE管理栄養士 NANAMI
30歳女性 パーソナルトレーニングジムWAKEでオンラインでの
食事コーチングを、メインに担当。簡単に作れて痩せるレシピ作りや、
健康に関するブログ、SNSでの発信など幅広く食に関わっています。
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