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パーソナルトレーナー必須知識!エネルギー代謝を理解して質の高いトレーニングを提供しよう

1. パーソナルトレーナーがエネルギー供給系を学ぶべき理由

パーソナルトレーナーとしてクライアントに適切な指導をするためには、エネルギー代謝の仕組みをしっかり理解しておくことが不可欠です。特に、筋力トレーニングや有酸素運動を指導する際に、どのエネルギー源がどのように使われるのかを知ることで、より効果的なトレーニングメニューを提供できます。

エネルギー代謝には大きく分けて3つのシステムが存在します。
ATP-PCr系(クレアチンリン酸系):瞬発的な力を生み出すエネルギー供給系
解糖系(無酸素系):筋力トレーニング時に主に使用されるエネルギー供給系
有酸素系(糖質・脂質の酸化):持久系の運動で長時間使われるエネルギー供給系

 

これらの代謝を正しく理解し、クライアントの目標に合わせたトレーニングと栄養指導を行うことが、パーソナルトレーナーの役割です。

 

 

2. 3つのエネルギー供給システムを理解しよう

① ATP-PCr系(クレアチンリン酸系)

🔹 特徴:瞬発的なエネルギーを生み出す最も短時間のエネルギー供給系
🔹 持続時間:約7秒
🔹 主な運動例:短距離ダッシュ、ウエイトリフティング、ジャンプ

 

クレアチンリン酸(PCr)はATPを瞬時に再合成する能力を持ち、爆発的な力を発揮する運動において重要です。そのため、スプリント系のスポーツやパワー系のトレーニングを行うクライアントには、クレアチンサプリメントの摂取が有効な場合があります。

 

 

② 解糖系(無酸素系)

🔹 特徴:糖質(グルコース)を分解してエネルギーを供給
🔹 持続時間:約40秒
🔹 主な運動例:筋力トレーニング、高強度インターバルトレーニング(HIIT)、400m走

 

解糖系は酸素を使用せずにATPを供給するため、筋トレの主要なエネルギー供給経路です。しかし、乳酸が蓄積しやすいため、持続的なパフォーマンスを維持するには、糖質補給や適切な休息が必要になります。

 

 

③ 有酸素系(糖質・脂質の酸化)

🔹 特徴:酸素を利用して長時間エネルギーを供給
🔹 持続時間:数分〜数時間
🔹 主な運動例:ウォーキング、ジョギング、サイクリング、マラソン

多くの人が誤解しているのが、「有酸素運動=脂肪燃焼」という考え方です。実際には、有酸素運動では糖質と脂肪が両方使用されます。

  • 運動開始直後:糖質の使用割合が高い(約60%糖質、40%脂質)
  • 運動継続(20分以上):脂質の利用割合が増える(糖質50%、脂質50% → 時間経過で脂質優位へ)

 

つまり、「脂肪だけを燃やす運動」は存在しません。

 

 

3. トレーニングと栄養の関係性を知る

エネルギー代謝と栄養は密接に関係しているため、パーソナルトレーナーは適切な栄養指導も行うべきです。

筋トレ前の食事(解糖系・ATP-PCr系のエネルギー供給に必須)
→ 低GIの炭水化物(玄米、オートミール、バナナ)+タンパク質(卵、鶏胸肉)

有酸素運動前の食事(糖質・脂質のエネルギー供給に必須)
→ 糖質を適度に摂取(果物、全粒パン)+良質な脂質(ナッツ、アボカド)

運動後のリカバリー(筋グリコーゲン回復・筋修復のため)
→ 速効性のある糖質(白米、はちみつ)+タンパク質(ホエイプロテイン、豆腐)

 

このように、クライアントに適切な食事アドバイスを行うことで、トレーニングの質を最大化できます。

 

 

4. エネルギー代謝を理解して、効果的な指導を!

パーソナルトレーナーとして、エネルギー供給系を理解し、適切な指導を行うことがとても重要です。

💡 まとめ
✔️ ATP-PCr系(瞬発的なパワー発揮にはクレアチンが重要)
✔️ 解糖系(筋トレでは糖質が主要エネルギー源)
✔️ 有酸素系(糖質と脂質の両方を利用してエネルギーを生み出す)
✔️ 糖質制限はトレーニングの質を低下させる可能性がある

 

クライアントのトレーニング目的に応じて、適切なエネルギー供給戦略を提案できるトレーナーになることが求められます!

 

 

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